韓国語には音変化がある！

音変化一覧に飛ぶ

ハングルが一通り読めるようになった方に向けて、次は会話するために必要な音変化をご紹介いたします。

テキストではアンニョンハセヨって習ったのに、みんなアニョアセヨって言ってるけど何でだろう？

みか

韓国語の挨拶で、안녕하세요[アnニョngハセヨ]と言う場合と[アニョアセヨ]と言う場合がありますが、これはゆっくり言うと音変化が行われないし、早く言うと音変化が起きていると言うことになります。

エメル先生

つまり音変化とは、人が会話しやすいように文字とは異なる音に変化させることを言います。

実は日本語にもある音変化

日本語は文字を習う前から自然と会話しているのでわざわざ音変化について気にすることはないですが、

ほん(本)＋たな(棚)➔ほんだな

き(木)＋かげ(陰)➔こかげ

このように、私たちは普段から会話しやすいよう変化させています。

あっじゃあちょっと前に流行ったこれも？

みか

アップル＋ペン➔アポーペン

パイナップル＋ペン➔パイナッポーペン

＝ペンパイナッポーアッポーペン

エメル先生

はい。英語でも音変化はあります。

※赤字のところは音変化が起きています。

韓国語の音変化

では、音変化の種類をご紹介していきます！韓国語の音変化は全部で10種類ありますが、その中のいくつかは独学者にとって難しいと感じるでしょう。

何でㅎが消えるの！？激音化って何！？たくさんありすぎて覚えられない！

みか

このように感じている方の特徴として、音変化の結果を暗記するだけになっている場合が多いです。

エメル先生

そんな時は、変化が起こる理由や仕組みを知ってみることから始めてみましょう！

これをみて理解すれば、日本人の私たちでも驚くほど発音しやすくなります。

理解できていない音変化がありましたら、下記の音変化一覧の「詳しくはコチラ」ボタンからご確認くださいませ。

	1.有声音化 語中は濁音になる 詳しくはコチラ
	2.連音化 パッチムがㅇに移る 詳しくはコチラ
	3.流音化（舌側音化） ㄴがㄹに流される 詳しくはコチラ
	4.激音化 ㅎが音を吸い取り激音にさせる 詳しくはコチラ
	5.弱音化 ㅎの音が弱くなるor消える 詳しくはコチラ
	6.無音化 パッチムㅎはㅇが来たら発音しない 詳しくはコチラ
	7.濃音化 濃音になる ※規則はほぼ無い！ 詳しくはコチラ
	8.口蓋音化 ㄷ,ㅌの後ろに이が来たら지,치の発音になる 詳しくはコチラ
	9.鼻音化 ㅁㄴㅇ（鼻音）になる 詳しくはコチラ
	10.ㄴ挿入 複合語の場合、ㅇにㄴが挿入される 詳しくはコチラ

※このブログで記載しているローマ字表記は、日本人にとってわかりやすい表記にするため（口の動きを元にした『覚えやすい反切表』に記載した通り）、2000年7月大韓民国文化観光部制定の「국어의 로마자 표기법（国語のローマ字表記法）」表記とは少し異なります。

入門マニュアルはこちら