韓国語を勉強したい!と思った時、とりあえずハングルを読めるようにしようと思う方が大半だと思います。
そうです。はじめは『ハングル』から勉強するのが良いです。でも同時に、『正しい発音』も一緒に覚えることも大事です!
私は独学で韓国語を学び、その後→韓国人から韓国語を日本語で教わる→留学して韓国語専門の韓国人から韓国語で教わる→韓国語専門の日本人の先生から韓国語の仕組みなど深掘り部分を教わる(日本語で)→5年間韓国語を学生に教えてきました。
こう覚えれば、すぐ韓国語が話せる。こうすれば楽しく韓国語の勉強が続けられる。といった日本人にとっての韓国語学習をよりよくするための方法を5年間ずっと考えて実践してきました。
現在、私の韓国語能力は5級(上から2番目)ですが、5年間の内教えてきた学生は50人程おり、一週間に1度のサークルの授業だけで半年以内に試験を受けると、読み書きができ簡単な文章が作れると言われるレベルの1〜2級(上から6〜5番目)は確実に合格しました。2年間続けて教えてきた学生は、3級(上から4番目)〜上は6級(上から1番目)をとりました。←私より上です。。
そんな私が、韓国語初心者の方にぜひ学習を始める前に知ってもらいたい情報をお届けします。
韓国語能力のレベルを知りたい方はこちらでご紹介しています。
-
参考【勉強時間の早見表あり】韓国語どれくらい勉強したらペラペラになる?
お気に入りに入れる 語学をマスターしようと思ったらたくさん勉強しないといけないと思いますが、 エメル先生たった10秒あれば韓国旅行で値切れるようになる。みかたった1時間でハングルが読めるようになった。 ...
続きを見る
目次
本文
1.韓国語初心者は何から勉強したら良い?
答えは『ハングルと正しい発音』です。
ハングルとは韓国語の『文字』のこと指します。
初心者向けの本には、ハングルに日本語のカタカナでルビをうってある本をよく見かけます。旅行でちょっと使いたい程度であれば、それを丸暗記することが良いと思います。
でも本気で韓国語を話せるようになりたい人は、始めからハングルをカタカナの音で覚えるのではなく、正しい韓国語の音で覚えることをオススメします。なぜなら、日本語のカタカナの音と韓国語の音は違うからです。また、カタカナで覚えてしまうと今後すぐ出てくるであろう発音変化に対応できなくなります。
もし今持っているテキストの本文にカタカナでルビがふってあったら、修正テープで消すなどして、まずはハングルの音を正しい発音で覚えて行く方が良いでしょう。
では次に、どうやってハングルを正しく発音すれば良いのかについて解説していきます。
2.韓国語を正しく発音するには?
韓国語を正しく発音するためには、まず口の動きに気をつけることです。
例えば、日本語の母音には「う(u)」という音がありますよね。
この音は韓国語にもありますが、ハングルで書くと「우(u)」 ・「으(u)」と2つ出てきます。
私たち日本人からしたら同じ「(u)」でも韓国人からしたらはっきりとした違いがあります。
でも安心してください。初心者の方はちょっと口の開き方さえ気をつければすぐネイティブのような発音になります。
どのように口を動かせば良いかはYoutubeでもたくさん紹介されているのですぐ確認することができると思いますが、このブログでは初心者の方がわかりやすいように口の動きを記載した『覚えやすい反切表』が無料でダウンロードできますのでぜひ初心者の方は下記のページをチェックしてみてください!
-
参考初心者向け!簡単に覚えられるハングル表の完全ガイド
お気に入りに入れる ハングル表とは? ハングル表とは、韓国語の文字(ハングル)の一覧表 ハングル表は、日本語で言う『あいうえお一覧表』のようなもの。韓国語の文字を学ぶ上で不可欠なツールです。このページ ...
続きを見る
3.韓国語の勉強を始めたときの体験談
韓国語に興味を持ち始めた時、姉が興味本位で買った『ひとりで学べる 韓国語会話』が家にあったのでその本で勉強しました。
ハングル表にはローマ字とカタカナ両方書いてあったのでカタカナの音で覚えていました。
ハングルも読めるようになったのでもっと韓国語を学びたいと思って体験レッスンを申し込んだのですが、
韓国人の先生に「今持っているテキストで勉強を続けたいんですけど良いですか?」と聞くと「それではその本に書いてあるカタカナのルビを全部消してください。日本語のカタカナで発音するのと韓国語の発音はじぇんじぇん違います。」…先生の「じぇんじぇん」も違いますよ。とツッコミたかったのですが、初対面ではそんな打ち解けたやり取りができません。そんなことよりテキストについているルビを早速消していきました。(打ち解けた後から教えてもらったのですが、韓国語には日本語の「ざじずぜぞ」の発音がないので普段話す時にかなり気をつけないと「ぜんぜん」が、「じぇんじぇん」になってしまうそうです。)
とりあえずルビを先生のいう通り全部消してみて、もう一度ハングルの音を覚えていきました。はじめは違いがわからなかったのですが、動画で口の動きを確認していると確かに先生が言う日本語のカタカナと韓国語の発音がじぇんじぇん違うことがはっきりわかります。
それからは口の動きに注意して韓国語の単語や本文を読んでいると、発音が上手くなりましたねと褒めてもらえてとても嬉しかったことを覚えています!
4.韓国語初心者の勉強法。何からしたら良い?まとめ
実際に韓国語を話せるようになるための勉強は、まず『ハングルと正しい発音』を知ることが大事!
そのためには、
- 口の動きを確認しながら音を知る!(動画もチェック!)
- 反切表を持ち歩く!(始めから完璧に覚えなくても良いでその都度チェックできるように!)
この二つの方法で韓国語の勉強を始めることをオススメします^^
-
参考初心者向け!簡単に覚えられるハングル表の完全ガイド
お気に入りに入れる ハングル表とは? ハングル表とは、韓国語の文字(ハングル)の一覧表 ハングル表は、日本語で言う『あいうえお一覧表』のようなもの。韓国語の文字を学ぶ上で不可欠なツールです。このページ ...
続きを見る