「私」には2種類言い方があり、話す相手によって言い方を変えなければいけません。また、後に来る助詞によって「저→제」「나→내」に変化します。
意味 | 私 | 私が |
丁寧な「私」 | 저 | 제가 |
フランクな「私」 | 나 | 내가 |
「私」を韓国語で表現すると2種類ある!
①저(チョ)
「저」は、相手に対して自分をへりくだって使う=謙譲語の「私」。年上・初めて会う人・先生・上司・お偉いさん・お客さん・時には家族に対して使う人もいます。男性、女性どちらも使います。
②나(ナ)
「나」は、親しい間柄・友人・仲間・家族・年下・後輩・部下などに使います。男性、女性どちらも使います。
このように、親しい間柄やフランクに話せる年上の方に対しては「나」を使っても良いですが、初めて会う場合は「저」を使った方が無難です。
「私」と言う単語は、基本的に 저 or 나 を使いますが、「〜が、〜の」など助詞が来ることによって変化が起きます。
助詞によって変化する①「저」→「제」
「저(チョ)」
저는(チョヌn):私は
※전(=저는)と省略して使ってもOK
저를(チョルl):私を
※절(=저를)と省略して使ってもOK
※もし英語のルビがわかりにくい時はこちらをご確認ください。
「제(チェ)」
제가(チェガ):私が
제 (것)[発音제(껃)←チェッコt]:私の(もの)
※제 것は、저의 것の省略です。제 거や、제 꺼と書く場合もあります。
助詞によって変化する②「나」→「내」
「나(ナ)」
나는(ナヌn):私は
※난(=나는)と省略して使ってもOK
나를(ナルl):私を
※날(=나를)と省略して使ってもOK
「내(ネ)」
내가(ネガ):私が
내 (것)[発音내(껃)←ネッコt]:私の(もの)
※내 것は、나의 것の省略です。내 거(ネッコ)や、내 꺼(ネッコ)と書く場合もあります。
まとめ
저と나は、話す相手に気をつけて話さなければならない。
「〜が、〜の」などの助詞が来るときはそれぞれ제と내に変わる。