このページでは、ㄴから始まる韓国語のことわざをハングル文字ごとに丁寧に分類し、それぞれを紹介しています。ただのことわざ集とは一線を画し、各ことわざにはその意味をより深く理解しやすくするためのインパクトあるイラストを添えています。また、日本語訳も併記しており、ことわざを通じて韓国語の表現をより豊かに、そして楽しく学びましょう!
1. 나
나무만 보고 숲은 보지 못한다
木を見て森を見ず(=些細なことにこだわりすぎると、ものごとの本質や全体像を見落とすことがある)
나무에 오르라 하고 흔드는 격
木に登れと言って揺らすようなもの(=危険&不幸な状況に陥らすこと)
나간 놈의 몫은 있어도 자는 놈의 몫은 없다
出て行った奴の分け前はあっても、寝ていた奴の分け前はない(=怠け者は恵みを受け取れない)
나쁜 소문은 날아서 가고 좋은 소문은 기어서 간다
悪い噂は飛んで行き良い噂は這って行く(=悪い噂は早く伝わる)
나는 새도 떨어뜨린다
飛んでいる鳥も落とす
2. 낙
낙타가 바늘 구멍 들어가기 보다 어렵다
ラクダが針の穴に入るよりも難しい(=非常に難しい)
낙숫물이 댓돌을 뚫는다
しずくが石に穴をあける(=長い間努力したらいつかはできる)
3. 남
남의 말도 석달
他人の話も三か月(=非難や批判、悪口などは一時的なもの)
남의 잔치에 감 놓아라 배 놓아라 한다
他人の宴会に柿を置け、梨を置けと言う(=他人のことに余計な口出しをする)
남의 똥에 주저앉는다
他人のうんこに座っている(=違う人のミスのせいで怒りを負うことになる)
남의 손으로 코 푼다
他人の手で鼻を噛む(=自分の手ひとつ動かさないで他人に面倒をかける)
남의 떡이 더 커 보인다
他人の餅が大きく見える
4. 낫
낫 놓고 기역자도 모른다
鎌を置いてもㄱ(기역)も知らない(=非常に基本的なことも知らない)
5. 낮
낮말은 새가 듣고 밤 말은 쥐가 듣는다
昼の言葉は鳥が聞き、夜の言葉はネズミが聞く
6. 낳
낳은 정보다 기른 정
生んだのは知識だが育てたのは情(=過程で情や感情が育つ)
7. 내
내 코가 석자
私の鼻水が三尺(=自分のことで精一杯だ)
8. 냉
냉수 먹고 속 차리다
冷水を飲んで胃を整える(=気をしっかり持つ)
냉수 먹고 이 쑤신다
冷水飲んで歯をほじくる(=何もないのにあるフリをする)
9. 너
너무 아끼다가 똥 된다
とても大事にしていたらウンコになる(=もったいぶって台無しになる)
10. 네
네 콩이 크니 내 콩이 크니 한다
お前の豆が大きい私の豆が大きい(=似たり寄ったり)
11. 놓
놓친 고기가 더 크다
逃した魚は大きい
12. 누
누울 자리 봐 가면서 다리 뻗는다
寝るところを確認しながら足を伸ばす(=確認してから行動する)
누워서 침 뱉기
寝転んで唾を吐く(=悪事身に返る)
누워서 떡 먹기
寝転んで餅を食べること(=朝飯前だ)
누이 좋고 매부 좋다
姉(もしくは妹)良く夫良い=双方にとって得だ、WINWIN)
13. 눈
눈 감으면 코 베어 가는 세상
目を閉じれば鼻を切られる世界(=注意を怠るとすぐに損害や損失を被る)
눈에는 눈 이에는 이
目には目を、歯には歯を
눈코 뜰 사이 없다
目も鼻も開ける間がない(=目が回るほど忙しい)
눈 가리고 아웅한다
目隠してアウンする(=見え透いた嘘で人を欺く)
눈에 콩깍지가 씌었다
目に豆の殻がかぶった(=好きな人が一番素敵に見える、恋は盲目)
눈이 보배다
目が宝だ
눈 뜨고 도둑맞는다
目を開けて盗まれる(=わかっていながらも騙される)
눈엣가시 같다
目の上のこぶみたいだ(=邪魔者、目の敵)
14. 늦
늦게 배운 도둑이 날 새는 줄 모른다
遅れて学んだ泥棒は日が昇ることに気付かない(=遅咲きの興味はもっと夢中になる)